「坂の上の雲」を観て想う
- 2012.02.03 Friday
- 02:06
冬休みも残りわずか。
そんな暇な時間を使って、ちいくんがビデオに録ってある
NHKのドラマ「坂の上の雲」全編を毎日少しずつ観ていました。
私も、横で一緒に観ています。
お話は、主に日露戦争の時代です。
主人公の1人、秋山真之が海軍の軍人なので、
海戦のシーンがたくさん出てきます。
そんな海軍の様子を観ていると、いつも祖父のことが
頭に浮かびます。
私の祖父も、太平洋戦争中、海軍の軍人でした。
たいして詳しくは知らないのですが・・・
真っ白い軍服で帰郷すると大層かっこよかったということ、
軽巡洋艦「鬼怒」という船に乗っていたということ、
海軍らしく、水泳がとても得意だったということ・・・
母から聞いた話をおぼろげに思い出します。
調べてみると、「鬼怒」は戦争末期、南方の海で
アメリカ軍の空襲を受け、沈没したとのこと。
どうやら祖父は体調を崩し病院船で帰ってきていたので
無事だったようです。
もしも、ずぅっと鬼怒に乗っていて、攻撃を受けたとき
戦死していたら・・・
母は生まれず、私もこの世にいなかったことになります。
そう考えると、自分のルーツにも関わるんだと思い、
一層興味が沸いてきます。
祖父の部屋に、戦艦「三笠」の模型や、海軍に関する本が
ズラリと並んでいたのは記憶にあるのですが、
残念ながら祖父の生前私はまだ幼くて、
祖父から直接海軍時代の話を聞いた記憶がありません。
そういえば、勲章やらも飾ってあったような・・・
次に帰省したら、今度こそ祖父宅に行って
調べてこようかな。
そうそう、ちなみに・・・
この坂の上の雲、ラストシーンで秋山好古役の阿部寛さんが
特殊メイクで白髪のおじいさんを演じているんだけど・・・
その風貌がまた、晩年の祖父になんだか似ていて!
それもまた、このドラマを観ていて祖父を思い起こさせる
要因だったりもします・・・^^